Servus Akiの疑問に思った各地の話題、食べ物や飲み物、世界各地の都市の疑問を徒然に書き綴ったエッセイです。

スイスのゲシュネッツェルテス(Geschnetzeltes)

チューリッヒの名物料理に「Geschnetzeltes=子牛とマッシュルームのクリーム煮」という料理がある。私個人の意見ですがチーズフォンジュ同様、スイスで一番好きな料理です。
何処のレストランでも食べる事は出来ますがZunfthaus zur Zimmerleutenツンフトハウス・ツァー・ツィンマーロイテンで食べたゲシュネッツェルテスが美味しかったですね。このレストランの建物自体はチューリヒ州の文化遺産にも指定されおり、1459年から大工職業組合(ギルド)が所有していたもので。特に1708 年に作られた3階の「ツンフト広間 ( Zunftsaal ) 」には丹精込めた内装が施されていた素晴らしいレストランです。残念ながら300周年記念を目前にして屋根裏部屋の配線の漏電による火災で焼失してしまいました残念です。
料理は仔牛の細切りとシャンピニオン、生クリームだけのシンプルな料理ですがスイスの生クリームは非常に美味しく、ミルクチョコレートはスイス人が作り上げたもので、ミルクの美味しさは定評があります。日本で作る場合は少し肉汁(グラスビアン)を加えるといいかもしれません。付け合せはもちろん『レシュティ(ロシュティ)Rösti』(スイス風ハッシュドポテト)ですね。

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DSCN1791.JPGKäsefondue/Fondue au fromage

チーズフォンジュ

スイスの代表的な家庭料理。元々は古くなって固くなったチーズを煮溶かして食べたものだが今では観光客が押し寄せ、新しいチーズで作っている。レシピはグリュエールチーズが400gとすると、エメンタースチーズは半分の200g、白ワインはその二つの合計の半分、つまり300ccだ。あとは塩、こしょう、ナツメグ、キルシュワッサー(サクランボのスピリッツ)、つなぎに片栗粉かコーンスターチで仕上げます。

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800px-Roesti.jpgRösti

Rösti ロスティー

私の好きな逸品だ。チューリッヒの名物料理だがどんな料理の付け合わせでも合いますが、しかしこれだけでも美味しく食べられる。作り方は簡単だ、ジャガイモを茹でてすりつぶす、フライパンにバターを入れて塩・こしょうして焼き上げるだけ、でもこれに玉葱とベーコンを入れるとなお美味しい。こんな書き方だとよく分からないだろうからYouTubeの映像でお確かめください。

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Bündnerfleisch.pngBündnerfleisch

Bündnerfleisch
ビュンドナーフライシュ

グラウビュンデン州、ヴァレー州の特産でポークの生ハムの牛肉版と思って頂けたら分かるかと思いますが何とこれが絶品なんです。生ハムと同じように数種類のスパイスを配合した調味液に漬けこんだ牛肉の塊を乾燥させてつくるドライビーフ。もともとは山岳地方に伝わる保存食のひとつでしたがワインに良し、ビールに良し、シュナップスにも良しと、スイスアルプスを代表する保存食です。

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Älplermagronen.jpgÄlplermagronen

Älplermagronenアルペンマカロニ

ドイツ語圏の山岳地方の料理だが今では我が家の定番メニュー。小さく切ってゆでたジャガイモとマカロニを茹で、耐熱皿にチーズを交互に敷きつめ、玉葱をブラウンにソテーしたものを掛けてオシマイ。簡単でしょう、それで美味しいのだからたまりません。私がお世話になった家族はエメンタールチーズを使いましたが私はグリィエールチーズが好みですね。それもたっぷりと。

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