チーズフォンジュ
スイスの代表的な家庭料理。元々は古くなって固くなったチーズを煮溶かして食べたものだが今では観光客が押し寄せ、新しいチーズで作っている。レシピはグリュエールチーズが400gとすると、エメンタースチーズは半分の200g、白ワインはその二つの合計の半分、つまり300ccだ。あとは塩、こしょう、ナツメグ、キルシュワッサー(サクランボのスピリッツ)、つなぎに片栗粉かコーンスターチで仕上げます。
Rösti ロスティー
私の好きな逸品だ。チューリッヒの名物料理だがどんな料理の付け合わせでも合いますが、しかしこれだけでも美味しく食べられる。作り方は簡単だ、ジャガイモを茹でてすりつぶす、フライパンにバターを入れて塩・こしょうして焼き上げるだけ、でもこれに玉葱とベーコンを入れるとなお美味しい。こんな書き方だとよく分からないだろうからYouTubeの映像でお確かめください。
Bündnerfleisch
ビュンドナーフライシュ
グラウビュンデン州、ヴァレー州の特産でポークの生ハムの牛肉版と思って頂けたら分かるかと思いますが何とこれが絶品なんです。生ハムと同じように数種類のスパイスを配合した調味液に漬けこんだ牛肉の塊を乾燥させてつくるドライビーフ。もともとは山岳地方に伝わる保存食のひとつでしたがワインに良し、ビールに良し、シュナップスにも良しと、スイスアルプスを代表する保存食です。
Älplermagronenアルペンマカロニ
ドイツ語圏の山岳地方の料理だが今では我が家の定番メニュー。小さく切ってゆでたジャガイモとマカロニを茹で、耐熱皿にチーズを交互に敷きつめ、玉葱をブラウンにソテーしたものを掛けてオシマイ。簡単でしょう、それで美味しいのだからたまりません。私がお世話になった家族はエメンタールチーズを使いましたが私はグリィエールチーズが好みですね。それもたっぷりと。